レンブラント《ユノ》

2027年秋、開催決定!

レンブラントからモネ、ゴッホハマー美術館展

2027911-1212

東京都美術館 東京・上野公園

主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、ハマー美術館、朝日新聞社

※20271222~2028312あべのハルカス美術館(大阪)巡回予定

The Armand Hammer Collection is presented by The Asahi Shimbun, in collaboration with the Hammer Museum and Manifesto Expo.

瞳が宿すのは、神々しさか面影か。
レンブラント《ユノ》
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《ユノ》
1662-1665年頃 油彩/カンヴァス ハマー美術館

レンブラント《ユノ》

闇から浮かび上がる、黄金の衣装と白い肌。一粒一粒が光を返す、真珠の胸飾り。晩年のレンブラントの劇的かつ緻密な明暗表現を堪能できる、美術史に刻まれる大作。当時の彼は輝かしい名声の影で経済的に困窮、1663年には内縁の妻で最愛のミューズ・ヘンドリッキェにも先立たれた。そんな境遇にあって画家が真正面から描き切った、女性の守護と富を司るローマ神話の女神・ユノ。威厳の奥にどこか優しさを宿す表情は、亡き人の面影を重ねたものかもしれない。

今、あなたにみてほしい。カンヴァスに心の内側まで映し込んだ、光の魔術師の「渾身」の物語を。

空高く駆けのぼる、描く歓び、生の輝き。
ファン・ゴッホ《サン=レミの療養院》
フィンセント・ファン・ゴッホ
《サン=レミの療養院》
1889年 油彩/カンヴァス ハマー美術館

ファン・ゴッホ《サン=レミの療養院》

心の病の治療のため、1889年、ファン・ゴッホは自らサン=レミの療養院へ身を寄せた。繰り返される体調の波。それでも目の前に広がる庭園の生命力が、画家を新しい境地へと連れ出していく。空へ溶け込まんばかりに立ちのぼる松の木々。南仏の光を浴びて黄色に染まる建物。行きかう男女さまざまな人の姿。決して孤独ではない。世界はこんなにも美しい。うねるような筆致と力強い線、鮮やかな色彩が渦巻くこの一作からは、彼が取り戻した描く歓びがあふれ出す。

今、あなたにみてほしい。カンヴァスに世界の美しさを焼きつけた、炎の画家の「希望」の物語を。

ティツィアーノ、レンブラント、
モロー、ドガ、セザンヌ、
モネ、ルノワール、
ゴーガン、ファン・ゴッホ…

アメリカの実業家、
アーマンド・ハマーが収集した
誰もが知る巨匠たちの
名画が一堂に。

1990年にアメリカ・ロサンゼルスに開館したハマー美術館。本展は、同館の開館以降、そのコレクションをまとまった形でご紹介する日本初の機会となります。

創設者である実業家のアーマンド・ハマー氏は、事業のかたわら、生涯にわたり美術品収集に情熱を傾けました。「偉大な芸術作品は、“人はいつの時代も、同じ願いを抱き、同じように情熱を燃やし、悩み苦しむ存在であること”を私たちに教えてくれる」。彼はそう語り、所蔵作品を世界中に巡回させ、芸術の普遍的な価値を多くの人と分かち合うことに喜びを感じていました。本展では、誰もが知る巨匠たちの作品約70点が来日。作品を通して、時代を超えた「人の営み」という物語を見つめる、ハマー氏の審美眼にも迫ります。